十和田湖リブパイオニア 27話
昨日10月27日をもって本年度の営業を滞りなく終えることができました。 事故や怪我なく運行できましたのも、地域の方々とお客様の協力があってこそであり、この冬季期間中はさらなる安全対策を検討し来年度へ繋げたいと思います。 他社ではありますが、不幸にも事故が発生し、乗船されたお客様に至っては救急車で搬送後リハビリ中とのこと、1日も早い回復を心より祈ります。 また、船検終了後に不法改造を行なったり、旅客定員を搭載人員に含め定員オーバーで運行するツアー会社もあります。 最終判断は乗船されるお客様の目です! 旅客船以外の旅客船に準ずる船舶の最大旅客定員は12名で法規制され、それ以上のお客様を搭乗させる船舶は違法になります。 自分が乗船される船舶をしっかりと見定めてからご乗船ください。 さて明日からのRIB Pioneerですが、 わたくし代表は海の男になります。 RIBボートから貨物船に乗り換えて、日本全国お客様からお預かりした夢と言う名の貨物を 運びます。 これから十和田湖全体のボートツアー各社が冬季休業にはいっても、私は水から離れることなくその操船技術を磨くことを約束します。 またブログは途切れることなく定期的にアップします。 日本の海上輸送の表裏を、オヤジギャグを交えながらお伝えしますのでご期待ください。 今年この湖を訪れた全ての方へ ありがとうをお伝えます。 十和田湖 RIB Pioneer
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十和田湖リブパイオニア 26話
いきなりのオヤジギャグから始まり一気に興ざめの皆様、十和田湖オヤジギャグ推進委員会 代表 ギャグ パイオニアです。 春夏秋冬の季節がある美しい国にっぽん この国にっぽん生まれ、この国と暮らし、この国と生きる 十和田湖で生きていると見えてくる四季の彩り その中でも紅葉の季節が始まりました。 皆さんが想像する紅葉の始まり、色づく場所は山頂付近の標高が高いところからと考えますよね。 そう通りなんですが、十和田湖は低いところから始まります。 正確には湖の水面に近いところからです。 湖を渡る風が、湧き水の冷気によって冷やされ森の木々たちに当たり、さらに湖面に近いために湧き水の冷気が常に供給されるのです。 そのため低い部分から紅葉が進むので、登山しなくても美しい色合いが間近に見れるのが十和田湖の良いところです。 この秋、一度足を運んでみませんか? エメラルドグリーンの湖面に映し出される紅葉は、プロジェクションマッピングを見るかのように美しいですよ。 今宵はこれにて 十和田湖リブパイオニア 25話
毎日 秋の深まりを感じさせられる今日この頃 いかがお過ごしですか? 朝は暖かな寝床が恋しくなるのもこの季節、 私は寝る前あえてストーブのタイマーをセットせずに就寝、朝は起きてストーブのスイッチを押さないと、部屋が暖まらないように仕向けています。 さて、今日はお忘れ物についてお話します。 旅路の途中に忘れ物をされた経験をお持ちの方も多いかと思います。 みなさんは諦めますか? それともダメもとで足跡を辿り連絡しますか? まず諦めないで下さい! 大概の施設は、どんな忘れ物でもそのシーズン中は保管してあります。 昔のように飛脚を走らせたり、伝承鳩を飛ばさずも電話1本で確認できる世の中、まずは思い当たるところにお電話下さい。 きっとあなたの忘れ物が、ご主人様の温もりを忘れずに待っててくれますよ。 当社RIB Pioneerに多い忘れ物は想い出です。 お客様と一緒に過ごしたツアーの想い出を十和田湖にお忘れの方が見受けられます。 大切に保管してありますので、お時間があるときで構わないので受け取りにお出でください。 私の心のアルバムは、皆様と過ごした想い出でいっぱいです。 この想い出という名前の映画は、新作なし 入れ替えなしの私だけの映画で上映され続けることでしょう。 今宵はこれにて 十和田湖リブパイオニア 24話 こんばんは 十和田湖を愛し 十和田湖に愛された男 RIB Pioneerのナルシスト男子、リブランドです 十和田湖の深さってどのくらいか想像つきますか? たまにお客様から深さってどのくらい?と質問されることがあるんですが、意外にこの湖深いのです。 最大水深327mあり、東京タワーが333mあるのでほぼ互角の深さになります。 その最大水深をむかえる場所は、十和田湖の中心部にあたる中湖(なかのうみ)で、そこにピンポイントで行けるボートショップは当社を含めた3社あり、1社目は十和田湖で1番長い歴史がある「木村モーターボート」、2社目は多彩なツアーを行う「グリランド」、そして当社RIB Pioneerです。 ところで水深ってどうやって測るのでしょう? 誰かが潜って? ロープを垂らして着底する? 答えは「音波」です。 音は水中を毎秒1500m進みます、送受波機から発射された音波は底に到達すると跳ね返ります、この跳ね返りの音波を受信し測定した時間が深さになるのです。 十和田湖の水深は327mなので、音波は0.44秒で返ってくることになり、これは往復の時間なので片道では0.22秒となります。 誰かがストップウオッチを持って測るようなことはなく、測深器「エコーサンダー」という機器がリアルタイムで水深を教えてくれます。 えッ? 私の心の深さですか お客様の愛情をもって測って下さい。 今宵はこれにて ◆Photo:ボートの下は最深部327m!
十和田湖リブパイオニア 23話
十和田湖を訪れたことがある方は、水色の良さをご存知の方も多いでしょう。 この透明感や色合いは湧き水の恩恵もありますが、それ以上に地域住民の協力によって支えられています。 「ゼロ排水」家庭などから出る生活排水を十和田湖に入れない対策です。 休屋周辺の家庭や施設から出る排水は、全てポンプによりトンネル周辺にある浄化施設に集められます。 しかも浄化された水さえも、十和田湖に入ってくることを許さないほどの徹底ぶりです。 こうして平均透明度10m、最大透明度20mと言われる美しい湖が完成するのです。 一度その美しさを体感しにおいで下さい。 十和田湖リブパイオニア 22話
日本には色々な国立公園がありますが、RIB Pioneerが本拠地とする十和田湖も、十和田・八幡平国立公園に指定されています。 国立公園と聞くと自然豊かな場所、美しい景観を楽しめる場所というイメージがありますね、その景観を保護するため色々な制約が課せられているのです。 例えば自宅敷地内であっても指定される木々の伐採に制約があったり、お店であれば掲げる看板の大きさ・高さ・色なども厳しい制限がかけられます。 街でよく見かけるエネオス、ガゾリンスタンドですが、その看板はエネオスカラーのオレンジと赤を基調としたもの、しかし国立公園内で認められる色は茶と白だけです。 十和田湖の玄関口にあたる部分にエネオスのガゾリンスタンドがあり、そこの看板を見ていただくと、茶の下地に白文字でENEOSと書かれています。 こうした厳しい制約と規則によって美しい自然が守られていくのです。 明日はこの地域の生活水について話したいと思います。 十和田湖リブパイオニア 21話
明日は秋の到来を感じさせる十五夜ですね、 月の満ち欠けを示す専門用語で月齢という言葉があります。 これは新月から何日経過したかを数日で表すもので、満月は月齢13.8から15.8の間と言われています。 ちょうど10月は13日が月齢13.8から15.8の間にあたるため美しい月が見られます。 その前後も美しい月が見られるので、たまたま十五夜が天候に恵まれなくても大丈夫です。 さぁー お団子と甘酒を用意して、夜空を見上げて見ませんかッ 遠く逢えない大切な人が、今宵の夜空に流れる星にのって訪れるかもしれません 今宵はこれにて 十和田湖リブパイオニア 20話
真夏を彷彿させるような気温になった2日間、 去りゆく夏が、最後に振り返って笑ってくれたように思えました。 拝啓2019年の夏様 さよならは言いませんよ 来年また会えるのですから この熱波が行き過ぎると、いよいよ紅葉のシーズン到来です。 もう湖面に近い木々は、うっすらと紅葉と言う名の薄化粧を始めています。 本格的に色付くまで残り1ヶ月 その美しさに今年も会えるかと思うと、私の胸も高揚してきました。 十和田湖の紅葉を見にこうよう‼︎ わかった人だけ笑って下さい、文末にオヤジギャグが隠されています。 今宵はこれにて 十和田湖リブパイオニア 19話
行楽地に向かう際や、アクティビティを楽しむ前に気になるのが現地の天候です。 予約を入れたくても天気予報だけじゃ不安、遠方から来る場合は旅行計画の変更は時間を要する作業です。 現在地から目的地の天気がリアルタイムに見られたら? これほど便利なことはありませんね。 十和田湖の休屋には十和田市が運営管理するライブカメラが設置されており、しかも20秒単位でその制御権を得ることができるので、任意で方向やズームをかけることができます。 リアルタイムの現地情報を入手できる最高の手段、リブ パイオニアのホームページには十和田市のライブカメラをリンクしておりますので、十和田湖にお越しの際はご活用下さい。 〇十和田市ライブカメラ http://towadako-livecam-01.aa0.netvolante.jp:8080/viewer/live/ja/live.html 十和田湖リブパイオニア 18話
秋の始まりを感じる今日この頃 いかがお過ごしでしょうか 私は小さな秋を探しに湖上へボートを走らせてみました。 高回転までエンジンを加速させ、航行している際は風切り音しか聞こえてこない船上、入り江にリボートを入れ、エンジンをストップさせると世界は一転します。 そこには野生動物の息遣いと、十和田湖の湧水から発せられる気泡が湧き上がる音以外は何の雑音もない、正に静寂そのもの。 木から舞い落ちる一枚の葉っぱが、水面に落ち行く音まで聞こえてきます。 この音が生まれる瞬間と、消えゆく様を見た時に、私は秋の生まれる場所を知りました。 |
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