十和田湖リブパイオニア 37話
笑っても泣いても本日にて2020年も終わり、 十和田湖愛に溢れる皆様にとってどんな1年だったでしょうか。 涙あり笑いあり、たとえ波乱万丈だったとしても、誰にも等しく訪れるのが新年です。 除夜の鐘を聞きながらおせちに舌鼓、年も改まりソーシャルディスタンスをとりながら初詣、絵に描いたよう日本の正月を過ごす方も多いことでしょう。 洋上を航海する船員は、四方海に囲まれているので初詣にもいけません。 そこで登場するのが神棚、日本船ならどんな貨物船でも備え付けられています。 朝8時に操縦室でもあるブリッジに集まり、キャプテンの参拝に合わせて、乗組員一同が一斉に拝礼するスタイルです。 もちろんおせち料理も振る舞われ、船内にはしめ飾りや鏡餅も飾られ正月ムードになりますが、お酒だけが航海中のため適量しか飲むことができません。 しかし、初日の出は特等席で眺められるのが洋上で迎える正月の良いところ、夜と朝が目の前で切り替わる瞬間は言葉にならないほど美しいです。 本年も多くの方々が十和田湖へおいでくださりました。 この出会いを大切に来年度も地球ガイドを務めて参ります。 皆様にとって2021年も良い年になるよう心より祈ります。
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