十和田湖リブパイオニア 32話
思えばブログを離れ間も無く1年 コロナの流行に押されて 巣篭もりに押され 土俵際いっぱいまで押されました 徳俵に足がかかったところで RIB Pioneerファンの皆様と地域住民の皆様に支えられ この苦境を生き残れたことに感謝いたします。 1年前の約束を今日ここで守らせて下さい‼︎ 大型船における運転席、専門用語では操舵室(ブリッジ)と言いますが この内側を説明します。 まずブリッジの由来ですが、船の横幅を横断するその形が、橋に見えることからブリッジという名前が付けられました。 車の運転席と同じく、操船する為の全ての機器が集約されている場所であり、車で言うアクセルやハンドルもここに設置されてあります。 またカーナビも設置されており、その名も電子海図、意外に思うでしょうが船舶の世界ではずいぶん前から、自動運転のシステムが実用化されていて、今ではコースライン(船が航行しようとする線)の上を自動で走ってくれるほど進化しています。 お高いんでしょう? ハイ とても高価です。 カーナビが10〜30万ほどで設定可能なところ、電子海図は約600万ほどからとなっています。 船と車は走る場所が、海上か陸上かと大きな違いがありますが、運転の仕方に驚きの違いがあるんです。 車は運転者が交通情報や付近の状況を判断し、ハンドルやアクセルなどを操作しますが、船はハンドルもアクセルも操船者(船長)が操作することはありません。 エッ⁉︎ どうやって船を動かすの? 操船者である船長は周りの状況を判断し、各配置の船員に指示を出し操船します。 アクセル(テレグラフ)を操作するのは、三等航海士又は機関長 ハンドル(舵輪)を操作するのは、甲板手 カーナビ(レーダーや電子海図)を操作するのは、二等航海士 船長の補佐をするのが一等航海士です 大型船は1人の力では動きません 乗組員一丸となって安全運航に努めているのです。 次回は久々、我が愛する十和田湖についてご案内したいと思います。 その次は 国内物流の主力、全長75mの小型鋼船についてご紹介したいと思います。 天の河を渡る船の時間となりました 今宵はこれにて
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