十和田湖リブパイオニア 54話
今年も残すところ10ヶ月余りになりました 皆さんいかがお過ごしでしょうか 先月、SNSで北海道への出張で帰宅難民になったと報告した後、その後どうなったの?という問い合わせが思いの外ありました。 皆様にご心配をおかけして誠に申し訳ございません! 遅くなりましたが「北海道大返し」の続報をお届けします。 当日は大寒波に見舞われた札幌 空路・陸路・鉄道の全ての交通手段が絶たれ、 誰もが札幌駅で途方に暮れ、大勢の旅人が悲痛な表情で立ちすくむ中の1人に私も居ました。 私はご存知の方も多い大柄な体格、燃費の悪さはひと昔前のアメ車のようで、どんな時もお腹が空きます。 食べ物を求め駅中を空腹でよろめく足取りで歩くとレンタカーの文字が目に止まりました。 吸い寄せられるようにレンタカー店に入り苫小牧まで乗り捨ては可能でしょうか? と尋ねると、大丈夫ですとの返答 シルバーフェリーに運行状況を確認すると通常運行しているとのことで、船便の予約も取れました! 高速がダメなら下道じゃ 善は急げと言わんばかりにレンタカーを借り、 すぐさま苫小牧に向けて吹雪の中を爆走することになりました。 高速を通行できずに下道を走る大型トラックと共に札幌を抜け、市内の交通渋滞を抜けたら平原からの猛吹雪 宮沢賢治様の一文にある、雨にも負けず風にも負けずを再現するような行程を経て、フェリー出港2時間前には苫小牧に無事到着。 海はかなり荒れていましたが、シルバーフェリーはとても高性能なフェリーで、横揺れ軽減装置のフィンスタビライザーも装備しており快適な船旅。 八戸まで約8時間、ゆっくりと船上でお風呂に入り、風呂上がりは二等客室にゴロンと横になり八戸到着を迎えました。 こうして北海道大返しの旅は幕を閉じたのであります。 めでたし めでたし パチパチパチ
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